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ワンオペ育児から自然にイクメンを育てた共働き女子。心のミニマリストへ挑戦中の呟き。

メイン道路で暴走しない思春期族に【親心】がうずく

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仕事をしていると、週末の休日は毎日の喧騒を離れて『静寂なひととき』を味わいたいもの。

  • 閑静な住宅街でゆっくりティ―タイム
  • 微笑ましく親子水入らずでクッキングタイム
  • 家事の合間のくつろぎタイム

などと、休日のライフスタイルを思い描き引っ越してきた住宅街。


ある日突然!彼らの暴走タイムが始まる


彼らというのは、私のまったく知らない思春期の男子。

メディアなどで流れる「暴走行為を繰り返し、警察官と戦っている暴走族の思春期男子」のことです。

彼らの暴走時間や日時はほぼ決まっており、週末の夜間や昼間です。

平日は見かけないので、『平日は自分たちの集う場所や学校などがあるのだろう』と勝手に想像。

最初は、彼らの暴走する騒音に腹を立てるだけで、『早く大きなメイン道路へ行ってくれればいいのに』と思っていました。


しかし、彼らのケタタマシイ暴音は大小変化しますが、一定の範囲で聞こえ続けるのです。

要するに彼らは同じ住宅街の一般道路をぐるぐる回り、何回も同じルートを周遊しているのです。


見るに見かねてベランダから観察


本当にメディアで見る車体と同じく、2人乗りができるように体がしっかり埋まる背もたれシートが付いており、独特のデザインが目を引くものでした。

マフラーも暴音が出るものに改造されており、しっかり車体の音を周囲全域にアピールできるものでした。

毎週末のように聞くようになると、『今日はどんな服装をしているのか』『どう走っているのか』と観察項目が増えます。

彼らの服装はメディアでみるものと相違はないのですが、よくよくみると行動は『思春期の可愛らしさ』が溢れていました。


思春期の可愛らしい行動

  • 暴音走行をするが、信号機は守っている
  • ずれているがヘルメットを装着している
  • 一般道路のため混雑の少ない時間帯を選択し、スピードは落として走行している
  • 人、自転車や車などの走行には注意をしているようで、事故になる行為はしない
  • 暴走行為をしやすいメイン道路へいかない


など 暴音はあるが、暴走行為とは甚だしくかけ離れた走行でした。

週末ごとに観察すると、2台で4人の時もあれば、2台で3人、2台で2人の時もあります。

さすがに1台1人で走行している時は、『今日は、友だちどうしたの?』と、親心が湧き出す始末。

そして1つの疑問が浮かび上がりました。


なぜ彼らは住宅街の道路を回るのか?


だって大きな道路へ行けば走る快感は増すはず。

この答えは、彼らの行動によく表れていました。

だって彼らは、暴音を撒き散らしますが、暴走行為や他人へ怪我を負わせることはしません。

要するに、『俺は、ここに居るよ』『俺を見て~』と訴えているのです。

彼らの行動範囲から走行している住宅街に住んでいるようで、自分の住んでいる住宅街で「自分はここに居る」とアピールし、周囲の人々から承認を得たいように感じました。

彼らの暴走行為のような走行は、彼らの自己アピールの方法で、承認欲求を満たすための行為であるかのようでした。

あれだけ爆音で憤慨していても、実際の彼らの行動を目にすると『私は見てるよ!がんばれ!』とエールを送りたい気持ちです。

そんな彼らの防音は、桜の花が咲く頃には途絶えました。

今年も春を感じる季節となり、彼らのことを思い出します。

『彼らが新しい場所で新たな挑戦をしているのだろうか』と心配となり、『貴方達の場所は今でもあるから、いつでも戻ってきてね』と勝手に思う日々です。

このような考えに至るのには、彼らの行動から【見る視点を変えると思いが変わる】ことについて教わったからです。

本当に「人は勝手に考えて決めつけていることが多い」と、彼らから学び、反省させられました。

彼らの自己アピールを素直に受け入れることができる「大人」、自己の認知や認識を改めることができる「大人」、ありのままに見ることができる視野を持つ「大人」になれたら、もっと素敵な社会になるのにと思うばかりです。

誰も見ようとしない彼らでしたが、私のように影ながら見て、学びを得たものもいます。

スポットライトに浴びることがなくても、影が薄い存在でも、こんなに広い社会・世界の中には自分を認めてくれる人が必ずいます。そんなことを教えてくれた彼らに『心』から感謝しています。

桜を愛でる頃になると、勝手に懐かしく思うこの頃です。


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